【スーパーサイズ・ミー】アメリカン偏食の恐ろしさを映像化したドキュメンタリー

アメリカは肥満体国で肥満者が国中に溢れています。その原因はファーストフード業界にあると睨んだこの映画の監督モーガン・スパーロックは、一か月マクドナルドだけしか食べないという実験に出ました。

水を含めてマックで売っているモノしか食べないと言う体を張ったモーガンの身に何が起こるのか?というノンフィクション映画です。

この映画を通してアメリカ社会に蔓延するマクドナルドの経営戦略と闇を垣間見るという趣旨の内容で、全米興業収益のトップ10に2週間載るなどドキュメンタリー映画としては大変な成功を収めました。

アメリカ社会にとって肥満が重大な社会問題

この映画はモーガンの生活と肥満を巡ったアメリカ社会の有識者や住民たちの意見で構成されています。ファーストフードがアメリカ社会に蔓延するようになってから、肥満や糖尿病が蔓延し、肥満はもはや国民病となっています。

肥満の体系な人々の切実な悩みが綴られており、いかにアメリカ社会にとって肥満が重大な社会問題となっているのかがよくわかります。

マクドナルドを食べる人は相当数いて、マックも子供向けおもちゃやドナルドなどのキャラクターで子供を釣り、その影響か子供たちも太っている子ばかりです。

ファーストフードを偏食の恐ろしさ

この実験に臨む前にモーガンは様々な医療機関で健康診断を受けます。健康診断の結果モーガンは健康そのものだと診断されました。

アメリカのマクドナルドはsサイズでも他国のマックよりもかなりの量があり、モーガンが頼むマックのサイズは基本的にスーパーサイズでマックの中で一番大きなサイズです。毎食マックの生活を続けて5日が立ち1回目の体重測定でモーガンの体重は5パーセントも増えていました。

12日目の2回目の体重測定では体重が12キロ増えました。体調もどんどん悪くなってゆき、食べ物を頻繁に嘔吐するようになります。

彼のドキュメンタリー映画を見て、マクドナルドを始めとしたファーストフードを偏食するといかに恐ろしいことになるのかが、リアルに描かれています。

業界の圧力団体

マクドナルドやファーストフードの創業者たちは利益を得ることに囚われて、国民の健康を犠牲にしていることに目を背けています。

学校側も子供たちの肥満を問題視し、炭酸飲料を子供たちに禁止する学区もありました。

食品業界側の言い分は、子供に正しい健康習慣を身に着けさせるのは親の責任だといい、自分たちには何の責任もないかのように振る舞っています。

食品業界は圧力団体を抱えており、政府に対して強い影響力を持っており、自分たちに不利になるような法案を成立させることは見逃しません。

日本人も真剣に

結局アメリカ合衆国に肥満が満ちているのは企業の利益を追求し国民の健康を顧みなかった事と、都合の悪い情報に目を背け自分を律することができなかった国民に原因があると思います。

この映画は見ていてとても勉強になりますし、いかにファーストフードが体に悪影響を与える食品なのかということを学ぶことができます。

この映画は子供たちに健康問題を考えさせるための教材になると思います。他国の事と思わずに、日本も国民の健康を守るためにはどうすればいいのか?

一人一人が真剣に考えるべきだと思いました。

スーパーサイズ・2

この作品の続編で、スパーロック監督自身がオーナーとなり、ファーストフード店をオープンさせるという内容です。

監督がオハイオ州にオープンさせたのはホーリー・チキン(聖なる鶏肉)という名前のハンバーガーショップです。

ファーストフードで使われる鶏肉は抗生物質やホルモン剤などが投与されており、人体への悪影響が懸念されています。

その問題に対して監督自身がなんらかの対策を取ると言う内容で、ヘルシーなチキンメニューにアメリカ人たちは興味を示すのか?という興味深い映画です。